【日光杉並木公園】地元で愛されるリフレッシュ散歩道

日光市の中心部から少し北に広がっている「日光杉並木公園」を紹介します。

市役所や道の駅が続くエリアと日光東照宮の中間くらいの距離感イメージなので、見たことがある方、気になっている方も多いのではないでしょうか。

参考にしてもらえたら幸いです。

日光街道(国道119号)を南から進むと、右側に入ったところにあります。看板(上写真)が小さいのですが、東武上今市駅を目印にした方がスムーズかもしれません。

 

無料駐車場から入口を入ると、まずは重連水車(下写真)が目に入ります。公園のあちこちに水車が回っていますので、それらを見ているだけでも楽しめると思います。

少し進んでみましょう。緑に囲まれているのですが、所々でせせらぎが聞こえて、涼しげです。愛犬と散歩している地元の方が多いですね。

のどかな風景が続きます。

どこにでもあるような田園地帯ですが、今のところ放置されているエリアもないので、この景色は本当に大切にしてもらいたいですね。

舗装されている遊歩道(下写真)が続きます。

杉並木だけでなく、生きている水を感じられて、なかなか良い雰囲気です。「公園」っていうネーミングよりは「遊歩道」とか「散歩道」の方が実際の風景にピッタリだと思います。

所々にキレイに整備された東屋や休憩スポットが建っています。眺めも良くて、これはポイント高いですね。

天気がとても良くても、日陰も多いので安心して散歩できます。時間を気にすることなく、ゆっくりのんびりと過ごしたいですね。

写真に収められなかったのですが、スペーシアやリバティといった東武鉄道の特急が、すぐ近くをちょいちょい駆け抜けますので、意外と子ども連れでも面白いと思います。

いくつかの水車があるのですが、下写真の大きな水車は迫力があって観光にはおすすめです。自然と共演の映えスポット!というところでしょうか。日光杉並木公園ならではです。

かつては、今市エリアで杉線香の生産が盛んでした。その際の動力源として水車が使われた経緯があって残っているようです。

終点に近づくと、旧江連家住宅(下写真)があります。

江戸時代後期、1830年に建てられた住宅を寄贈されて、日光杉並木公園に移築したそうです。こちらも無料で入れます。

内部に入ると、当時の生活が感じられるような演出がされており、自動で(手動で?)この建物などを解説する音声が流れます。いかにも、座敷って感じですよね。

旧江連家住宅からの眺めは、このような感じです。公園全体がとても整備されているので、快適に過ごすことができます。日常の散歩でも、観光ついでのリフレッシュでも、充分に楽しんでもらえると思います。

日光杉並木公園は、国の特別史跡、特別天然記念物ともに指定を受けている価値の高い公園です。

整備については膨大なコストがかかると察しますが、下写真のように、各界の有志が1000万円ずつ出資して、その集めた資金の運用益を管理費に充てているようです。

この出資した金額は、出資者のタイミングで引き戻すことができますので「環境維持に貢献したい」というお考えがあれば、ぜひご検討ください!

杉並木街道

住所 栃木県日光市瀬川(東武上今市駅そば)

電話 0288ー21ー5611